日本の鉄道全路線・乗りつぶしへの道

はじめに 岐阜県の大垣駅と樽見駅との間を結ぶ第三セクターの樽見鉄道。2005年夏、未乗路線の一つであった樽見鉄道への完乗を果たすために、私は岐阜県の大垣駅へと向かった。 当時の樽見鉄道は、大垣～本巣間におけるセメント貨物輸送、朝ラッシュ時間帯における14系客車による輸送力列車の運行、2軸車体による元祖レールバス・ハイモ180形が現役運行をしている最後の年で、活躍する車両群がバラエティに富んだ…

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はじめに 東海道本線の貨物支線である西名古屋港線の旅客化によって2004年に誕生した路線。それが、名古屋駅と金城ふ頭駅間を結ぶ第三セクター鉄道あおなみ線だ。 今日ではJR東海が運営するリニア・鉄道館へのアクセス路線としてすっかりお馴染みとなったあおなみ線であるが、開業当初は当初目論んでいた需要予測が大きく外れ、利用客の伸び悩みから2010年頃には事実上の経営破たんに陥ってしまった。 し…

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はじめに 2005年8月18日、当時の未乗路線であった高山本線・太多線の完乗を果たすために富山駅へと降り立った。 当時の高山本線はJR西日本とJR東海の境界駅にあたる猪谷駅と飛騨古川駅の間が台風被害による長期運休期間中であり列車代行バスが運行されていたほか、高山本線や太多線などのJR東海管内の非電化路線ではエンジンを特急車と同様のハイパワーなものに機関換装したキハ40系が普通列車として運行さ…

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はじめに 神岡鉄道神岡線は2006年12月まで富山県富山市の猪谷駅から岐阜県飛騨市の奥飛騨温泉口駅までの19.9kmを結んでいた鉄道路線であった。 岐阜県の神岡はかつては東洋一の亜鉛鉱山といわれたほどの鉱山の街であり、鉄道はそうした鉱山の製品輸送を支えるうえでの欠かせないインフラであった。 しかし、2004年、経営の屋台骨であった神岡鉱山の亜鉛製品や副産物の濃硫酸の鉄道貨物輸送がトラッ…

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はじめに JR大糸線は長野県の松本駅からスキーリゾートの中心地である白馬や南小谷を経て新潟県の糸魚川駅を結ぶ全長105.4kmの鉄道路線だ。 2005年8月17日、鉄道乗蔵は未乗路線の一つであった大糸線の乗りつぶしを果たすため青春18きっぷで松本へと降り立った。 当時の大糸線は、非電化区間の南小谷～糸魚川間でキハ52形気動車が現役運行されている時代で、松本からはE127系電車とキハ52…

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はじめに 磐越西線は新潟県の新津駅から福島県の会津若松駅を経由して同県の郡山駅までの175.6kmを結ぶJR東日本の鉄道路線だ。 4月から11月までの週末や繁忙期を中心に磐越西線では、新津から会津若松までの間をC57形蒸気機関車のけん引による快速SLばんえつ物語号が運行されるなど観光路線としても注目の高い路線である。 そんな磐越西線でら、新潟駅からは1日に1往復、会津若松駅まで直通する…

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はじめに 2005年8月10日、全行程5泊6日の東北旅行の行程のうち、札幌を出発して5日目。いよいよ最終日だ。 当時ＪＲ北海道で販売されていた北東北３県の新幹線を含むＪＲ線が乗り放題の「みちのくフリーきっぷ」を利用して、廃線をおよそ1年半後に控えた宮城県のくりはら田園鉄道へと向かう。 くりはら田園鉄道は、東北本線の石越駅と細倉マインパーク前駅までの25.7kmを結ぶ第三セクター方式の鉄…

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目次１．この企画について２．この日までのルートと当番表３．第4日目、雲州平田～出雲大社前間の様子４．全国放送になりました５．この日のノートの様子 １．この企画について 『#ばたでん助け隊 神々のノートリレーで鉄路を救え！』とは、島根県の高校生ふるさと親善大使「遣島使」である坂東優毅が主催者となり、メッセージを自由に書き込める1冊のノートをバトン代わりに携え、一畑電車に想いを寄せる有志の手…

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